◇秋のシンポジウム開催◇

 先般予告いたしました、秋のシンポジウムを下記のとおり開催いたします。

 今回は、新型コロナウィルス流行下では会場に人が集まる形での設営が難しいと判断し、

インターネットウェブ会議システム「ZOOM」を使用した、インターネットを経由した

シンポジウムとしました。

 インターネットに接続したパーソナルコンピューターはもちろん、スマートフォンでも

 参加(視聴や発言)できますので、ぜひご参加ください。

 ● 研究会員の皆様は、事務局からお送りした「葉書通信」をご覧下さい。

 ● 研究会員以外の皆様も参加可能ですので、jimu@shisounokagaku.co.jpにお問い合わせを

  お願いします。

                  記

   主題:記憶と歴史の間にあるもの

            ー在日コリアンのオーラルヒストリーからー

   日時;9月20日 日曜日 14:00開演

   講師:朴 沙羅 (ヘルシンキ大学講師)

   司会:那波泰輔(研究会員)

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講師紹介

 図2.jpg朴沙羅さんは、残された記録や記憶を、単純な証拠と

してでなく、こちらに向けて、その人の身体から発した

ことばとして理解していこうとします。歴史の中で埋没

しそうな、生活する社会での彼・彼女らの息遣いから、

過去をとらえ直し、過去をみる自分たちをも顧みようと

します。朴さんのお話を通じて、過去とのコミュニケー

ションの可能性を考え直したいと思います。

略歴

京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。

立命館大学国際関係学部准教授、神戸大学大学院国際文化学研究科講師を経て、

2020年2月よりヘルシンキ大学文学部文化学科講師。

著書に『外国人をつくりだす:戦後日本における「密航」と入国管理制度の
運用』(2017年 ナカニシヤ出版)、『家の歴史を書く』(2018年 筑摩書房)。
訳書にアレッサンドロ・ポルテッリ『オーラルヒストリーとは何か』(2016年 水
声社)。

 「家(チベ)の歴史を書く」

図3.png



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